キーワードプランナーの代わりに使えるツール7選|無料と有料を比較

キーワードプランナーを開いてみたものの、検索ボリュームが「100〜1,000」のような範囲でしか表示されず、困っていませんか。詳しい数値を出すには広告を出稿する必要があると知って、代わりのツールを探しはじめた方も多いと思います。

結論から言うと、キーワードプランナーの代わりは1つに絞る必要はありません。「何を知りたいのか」によって、選ぶべきツールは変わります。関連キーワードを広く集めたいのか、月間検索数の具体的な数値が欲しいのか、それとも競合サイトまで分析したいのか。目的が決まれば、最適なツールはほぼ自動的に決まります。

この記事では、キーワードプランナーの代わりに使えるツールを7つ紹介し、無料と有料の違い、目的別の選び方、調べた後にやるべきことまで整理します。Web制作とSEO支援に11年以上携わり、自分でも複数のメディアを運営している立場から、実務で使える判断基準をお伝えします。

キーワードプランナーの代わりを探す人がつまずく3つの理由

キーワードプランナーの代わりを探している方は、ほぼ次の3つのどれかでつまずいています。まず、自分がどれに当てはまるかを確認してみてください。原因がはっきりすると、選ぶべきツールも見えてきます。

理由1:検索ボリュームが範囲でしか表示されない

もっとも多いのがこのケースです。キーワードプランナーは、Google広告のアカウントで広告費が発生していない状態だと、月間平均検索ボリュームが「10〜100」「100〜1,000」「1,000〜1万」といったおおまかな範囲でしか表示されません

この表示でも、キーワードの規模感を大づかみに知ることはできます。しかし「100〜1,000」では、実際が120なのか900なのかで判断が大きく変わります。記事を書くかどうかを決める材料としては、正直なところ心もとない粒度です。

理由2:詳細な数値を見るには広告の出稿が必要

詳細な数値を表示させるには、Google広告で実際に広告を配信し、費用を発生させる必要があります。少額の出稿で切り替わったという情報もインターネット上には多くありますが、いくら使えば必ず詳細表示になるかをGoogleが公表しているわけではありません。

SEOのためだけに広告アカウントを作り、キャンペーンを設定し、予算を入れて配信を待つ。この手間を負担に感じて「代わりのツールはないか」と検索する。これはとても自然な流れだと思います。

理由3:Google広告の管理画面が難しい

キーワードプランナーは、あくまで広告出稿者向けのツールです。そのため、管理画面には入札単価、キャンペーン、広告グループなど、SEO目的では使わない項目がたくさん並びます。

私はこれまで、企業のWeb担当者の方にCMSやツールの操作説明をする機会が数多くありました。その経験から言うと、キーワードプランナーは「SEO初心者が最初に触るツール」としては難易度が高いと感じています。広告の知識がない方が、うっかり配信を開始してしまうリスクもあります。

注意

キーワードプランナーで検索ボリュームを詳細表示させる目的だけで広告を出稿する場合、キャンペーンの停止を忘れると費用が発生し続けます。出稿する場合は、予算の上限設定と停止のタイミングを必ず確認してください。

結論:キーワードプランナーの代わりは「目的」で選ぶ

キーワードプランナーの代わりを探すとき、いきなりツール名を比較しても迷うだけです。先に「自分は何を知りたいのか」を1つに絞るほうが、はるかに早く決まります。

キーワード調査で必要になる情報は、大きく分けて次の4つです。それぞれ、得意なツールの種類が異なります。

知りたいこと 向いているツールの種類
関連キーワードを広く集めたい サジェスト取得系のツール
月間検索数の具体的な数値を知りたい 検索ボリューム取得系のツール
自サイトの現状を知りたい Googleサーチコンソール
競合サイトまで分析したい 高機能な月額制のSEOツール

ここを混同したまま「無料 キーワードツール」で検索すると、サジェストは取れるけれど検索数は出ないツールに行き着いて、また振り出しに戻ってしまいます。実際、私のところに相談に来られる方の多くが、この遠回りを経験しています。

ポイント

キーワードプランナーの代わりを探しているほとんどの方が求めているのは「月間検索数の具体的な数値」です。まずはこの目的に絞ってツールを選び、必要になった段階で他の機能を足していくのが遠回りしない進め方です。

キーワードプランナーの代わりに使えるツール7選

ここからは、キーワードプランナーの代わりに使える代表的なツールを7つ紹介します。それぞれ得意分野が違うため、「どれが一番よいか」ではなく「どの場面で使うか」という視点で読んでみてください。

なお、各ツールの料金や機能は変更される可能性があります。導入を検討する際は、必ず執筆時点ではなく現在の公式サイトで最新情報を確認してください

1. Googleサーチコンソール(自サイトの実データを見る)

すでにサイトを運営しているなら、最初に見るべきはサーチコンソールです。Googleが提供する無料ツールで、自サイトが実際にどのキーワードで表示され、クリックされているかがわかります。

ただし、サーチコンソールでわかるのはすでに自サイトが表示されているキーワードだけです。これから狙う未着手のキーワードのボリュームは調べられません。ここがキーワードプランナーとの決定的な違いです。

私は新規記事のキーワードを決めるとき、必ずサーチコンソールを先に開きます。すでに検索結果に出ているのに順位が伸びていないキーワードが見つかれば、新規記事よりリライトを優先したほうが早いからです。この判断だけで、無駄な記事作成を何本も減らせます。

2. Googleトレンド(相対的な人気度を見る)

Googleトレンドは、キーワードの人気度の推移を無料で確認できるツールです。季節性のあるキーワードや、伸びているテーマを見つけるのに向いています。

注意点は、表示されるのが0〜100の相対値であり、月間検索数の実数ではないことです。「検索ボリュームを数字で知りたい」という目的には使えません。あくまで補助的な位置づけと考えてください。

3. ラッコキーワード(関連キーワードを広く集める)

サジェストキーワードや関連する質問を一括で取得できるツールです。キーワードの候補出しでは非常に使いやすく、私も候補を洗い出す段階で利用しています。

ただし、月間検索数の取得は無料プランの機能ではなく、有料プランの機能として提供されています(執筆時点)。「サジェストは無料で取れるが、検索ボリュームは別」という点を知らずに使い始めると、期待とずれてしまいます。最新の仕様と料金はラッコキーワード公式サイトで確認してください。

4. Ubersuggest(検索ボリュームと関連語をまとめて見る)

検索ボリュームや関連キーワード、競合の情報などをまとめて確認できるツールです。無料で使える範囲には回数の制限があり、本格的に使う場合は有料プランが必要になります。

1点だけ理解しておきたいのは、Google以外の事業者が提供するツールの検索ボリュームは独自の推計値である場合が多いということです。ツールごとに数値が違うのは、この推計方法の差によるものです。数値の絶対値より、キーワード同士の大小関係を見るほうが実務では役立ちます。

5. Keywordボリュームチェック KIRIN(必要なときだけ調べる)

ここで、私が企画・開発・運営しているツールを紹介します。「Keywordボリュームチェック KIRIN」は、キリンワークスが運営している自社ツールです。第三者の中立的なおすすめではない点を、先にお伝えしておきます。

このツールは、検索ボリューム、CPC(クリック単価)、広告競合性をまとめて確認できるキーワード分析ツールです。ブラウザ上で完結し、Googleログインで利用します。

  • 月額料金はなく、買い切りのチケット制
  • 料金は1回100円、10回900円、50回3,850円
  • 無料枠は初回1回のみ、最大30キーワードまで検索ボリュームを確認可能
  • 有料チケットでは1回最大300キーワードまで対応
  • 有料チケットではAIが「検索意図・記事タイプ・収益性・優先度」まで判定
  • 有料チケットではCSV出力と履歴保存が利用可能
  • クレジットカード、PayPayに対応

開発の背景は、私自身の困りごとです。複数のメディアを運営していると、キーワード調査は毎日発生するわけではありません。集中する時期もあれば、1か月ほとんど触らない時期もあります。それなのに月額契約だけは毎月発生する。この非対称さに、ずっと納得できずにいました。

「使わない月も払い続けるより、必要なときだけ100円で調べられればいい」。そう考えて作ったのがこのツールです。

6. Ahrefs(本格的な競合分析まで行う)

被リンク分析や競合サイトの流入キーワード調査まで行える、高機能な月額制のSEOツールです。事業として本格的にSEOに取り組む場合、選択肢に入ってきます。

一方で、料金は個人ブロガーにとって決して安くありません。機能の大半を使いこなせる人でなければ、費用対効果は合いにくいのが正直なところです。料金プランは公式サイトで確認してください。

7. Semrush(大規模サイトの運用を支える)

Ahrefsと並ぶ、多機能な月額制のSEOプラットフォームです。キーワード調査だけでなく、広告調査、順位追跡、サイト監査など幅広い機能を持ちます。

チームで大規模サイトを運用する場合や、複数クライアントを抱える制作会社では有力な選択肢です。逆に、記事を月に数本書くブロガーには機能が過剰になりがちです。詳細は公式サイトをご確認ください。

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無料ツールだけでキーワードプランナーの代わりになるのか

結論として、無料ツールだけでも「関連キーワード集め」と「自サイトの現状把握」は十分にできます。しかし「未着手キーワードの月間検索数を具体的な数字で知る」ことだけは、無料の範囲では難しいのが現実です。

整理すると、次のようになります。

やりたいこと 無料で可能か
関連キーワード・サジェストを集める できる
自サイトの検索クエリを確認する できる(サーチコンソール)
検索ボリュームの大まかな規模を知る できる(範囲表示)
検索ボリュームを具体的な数値で知る 難しい
数十〜数百キーワードを一括で調べる 難しい

「無料でどこまでやれるか」を突き詰めると、多くの方が回数制限や機能制限のあいだを行き来して、時間だけを消費してしまいます。私が支援の現場でよくお伝えしているのは、調査にかかる時間を時給に換算して考えるという発想です。

たとえば、無料ツールを渡り歩いて1時間かかる作業が、有料ツールなら10分で終わるとします。その差の50分に、自分の時給分の価値があるかどうか。ここが判断の分かれ目になります。数百円で50分が浮くなら、多くの方にとっては合理的な投資です。

無料ツールだけで進める場合の現実的な手順

それでも、まずは費用をかけずに進めたいという方は多いはずです。その場合は、次の順番で進めると無駄が減ります。

  1. Google検索のサジェストで関連キーワードを集める
  2. キーワードプランナーで範囲表示のボリュームを確認し、規模の大小を仕分ける
  3. 候補キーワードで実際に検索し、上位ページの種類を確認する
  4. 勝てそうなキーワードから記事を書き、サーチコンソールで反応を見る

この進め方の要点は、範囲表示のままでも「大・中・小」の三段階に仕分ければ、記事の優先順位は決められるという点です。100〜1,000のキーワードと、1万〜10万のキーワードでは、明らかに難易度が違います。厳密な数値がなくても、この差は判断できます。

私も、サイトを立ち上げた直後の時期は、この方法で記事を積み上げていました。数値の精度を上げることより、記事を出して検索結果での反応を見るほうが優先度が高い段階があるからです。ツールに投資するのは、書く量が増えて調査の手間が無視できなくなってからで遅くありません。

無料・月額制・買い切り型の違いと使い分け

キーワードプランナーの代わりを探すとき、意外と見落とされているのが「課金モデル」の違いです。ツールの機能ばかり比較して、支払い方が自分の使い方に合っているかを検討していないケースをよく見かけます。

大きく3つのタイプがあります。

タイプ 向いている人 注意点
無料ツール 始めたばかりの人 機能や回数に制限がある
月額制ツール 毎日調査する人 使わない月も費用が発生
買い切り型ツール 必要なときだけ調べる人 高頻度だと割高になる場合も

月額制ツールが必要な人

ほぼ毎日キーワードを調べ、競合の被リンクや流入キーワードまで追う人です。SEOを事業の主軸に据えている制作会社や、大規模なメディアの運用担当者が該当します。

このタイプの方にとっては、月額数千円〜数万円でも十分に元が取れます。逆に言えば、その頻度で使わないなら、月額制は割高になりやすいということです。

買い切り型で十分な人

記事を書く前にまとめてキーワードを調べ、その後しばらくは執筆に集中する。こうした働き方の人は、買い切り型のほうが支出をコントロールしやすくなります。

SEO支援の現場では、高機能なツールを契約したものの、実際には一部の機能しか使っていないケースを何度も見てきました。契約しているという安心感だけにお金を払っている状態です。ツールは「持っているか」ではなく「使う頻度」で選ぶべきだと、私は考えています。

買い切り型で検索ボリュームを調べる手順

ここでは、Keywordボリュームチェック KIRINを例に、実際の調査手順を説明します。前述のとおり、これは私が企画・開発・運営している自社ツールです。他のツールを使う場合でも、進め方の考え方は共通しますので参考にしてください。

調べる前にキーワード候補を用意する

いきなりツールを開くのではなく、先に候補を集めておくと調査が一度で終わります。私は次の3か所から候補を集めています。

  1. Google検索のサジェスト(検索窓に表示される候補)
  2. 検索結果ページ下部の「他の人はこちらも検索」
  3. サジェスト取得ツールで抜き出した関連キーワード

この段階では、絞り込まずに広く集めて構いません。むしろ、候補が少ないまま調査すると、ボリュームの比較対象がなくなり、その数値が大きいのか小さいのか判断できなくなります。

実際の調査手順

  1. Keywordボリュームチェック KIRINにGoogleアカウントでログインする
  2. 集めたキーワードをまとめて入力する
  3. 検索ボリューム、CPC、広告競合性を確認する
  4. 有料チケットの場合は、AIによる検索意図・記事タイプ・収益性・優先度の判定も確認する
  5. 必要に応じてCSVでダウンロードし、記事の計画表に転記する

初回は無料で1回、最大30キーワードまで試せます。有料チケットを使う場合は、1回で最大300キーワードまで調べられます。100円で300キーワードを一括処理できるため、まとめて調べるほど1キーワードあたりの単価は下がります

調査結果を記事計画に落とし込む

調査は、数値を見て終わりにすると意味がありません。結果を記事の計画表に変換するところまでが一連の作業です。私は、調べたキーワードを次の3つに仕分けています。

  • すぐ書く:検索意図がはっきりしていて、上位に個人サイトも混ざっているキーワード
  • 後で書く:ボリュームは大きいが、上位が公式サイトや大手メディアで固められているキーワード
  • 書かない:自分のサイトのテーマから外れる、または検索意図が自分の提供内容と合わないキーワード

この仕分けをしておくと、次に記事を書くときに迷わなくなります。SEO初心者の方がつまずきやすいのは、調査した大量のキーワードを前にして、どれから手をつけるか決められなくなる状態です。判断基準を先に決めておけば、その停滞は避けられます。

自社ツールではありますが、すべての方に最適だとは考えていません。正直に整理します。

  • 向いている人:月額契約をしたくない人/記事を書く前にまとめて調べたい人/調査の頻度が月に数回程度の人
  • 向いていない人:毎日大量のキーワードを調べる人/被リンク分析や競合の流入キーワード調査まで必要な人/サービスへのログインを避けたい人

注意

「登録なしで使えるツール」を探している方へ。Keywordボリュームチェック KIRINは、Googleログインが必要です。完全にログイン不要のツールをお探しの場合は、この条件が合いません。事前にお伝えしておきます。

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検索ボリュームを調べた後に確認したい3つの指標

キーワードプランナーの代わりを見つけて検索ボリュームがわかっても、それだけで記事を書き始めてはいけません。私は、検索ボリュームだけでキーワードを決めることはありません。理由は、数字が大きくても勝てない、あるいは収益につながらないキーワードが存在するからです。

ボリュームを確認したら、次の3つを必ずセットで見ています。

1. CPC(クリック単価)

CPCは、そのキーワードに広告主がいくら払う意思があるかを示す指標です。CPCが高いキーワードは、お金が動いている領域である可能性が高いと読み取れます。

逆にCPCが極端に低ければ、検索数が多くても収益化しにくいテーマかもしれません。アフィリエイトや問い合わせ獲得を目的にするなら、ボリュームとCPCの両方を見る価値があります。

2. 広告競合性

広告の出稿競合がどれくらい激しいかを示す指標です。競合性が高いキーワードは、そのままSEOの競合も強い傾向があります。

始めたばかりのサイトで、競合性の高いビッグキーワードを正面から狙うのは、現実的とは言えません。私は、まず競合性が中〜低のキーワードで実績を積み、サイトが評価されてから上位キーワードに挑む順序を取っています。

3. 検索結果に実際に表示されているページ

これが、私がもっとも重視している確認項目です。ツールの数値は、実際の検索結果を見ないと意味を持ちません。

実際にそのキーワードで検索し、上位に何が並んでいるかを確認します。公式サイトばかりなのか、個人ブログもあるのか。比較記事なのか、解説記事なのか。ここを見ないまま記事を書くと、検索意図とずれた記事ができあがります

私自身、複数のメディアを運営する中で、検索ボリュームだけを基準にキーワードを選んで失敗した経験があります。数字は十分にあったのに、上位が公式サイトと大手メディアで埋まっていて、まったく歯が立たなかったのです。以来、検索数と検索結果の中身は必ずセットで見るようにしています。

キーワードプランナーの代わりを使うときの注意点

代わりのツールを使い始めるとき、SEO初心者の方が誤解しやすいポイントがあります。先に知っておくと、判断を誤らずに済みます。

検索ボリュームは「予測値」である

キーワードプランナーを含め、ツールが示す月間検索数は実測の確定値ではなく、推計・予測にもとづく数値です。1の位まで正確な数字だと思い込まないでください

実務では、「500」という数値を「500ちょうど」と受け取るのではなく、「数百規模のキーワード」と捉えます。この粒度で十分に意思決定はできます。

ツールによって数値が違うのは当然

複数のツールを使うと、同じキーワードなのに数値が違うことがあります。これは推計の方法が異なるためで、どちらかが間違っているわけではありません。

ここで大事なのは、比較する際は同じツールの数値どうしで揃えることです。AツールとBツールの数値を並べて優劣を判断すると、判断を誤ります。

検索ボリュームがゼロでも切り捨てない

検索ボリュームが「0」や「10未満」と表示されても、すぐに捨てないでください。ニッチな悩みほど検索数は小さくなりますが、その分、成約に近い読者が検索していることがあります。

特に中小企業や店舗のサイトでは、検索数が小さくても、来店や問い合わせに直結するキーワードが存在します。数字の大きさだけで価値を決めない。これは、Web集客の相談を受けるときに、私がいつもお伝えしていることです。

調べた後は順位の確認までがワンセット

キーワードを決めて記事を公開したら、そこで終わりではありません。実際に何位に表示されているかを確認して、はじめて次の打ち手が決まります。

順位確認には、検索順位チェック KIRINのような順位チェックツールを使う方法があります(こちらもキリンワークスが運営しているツールです)。調査から公開、順位確認までを一連の流れにすることで、施策の効果が判断できるようになります。

運営者の実務経験から

私はWeb制作と運用支援に11年以上携わり、自分でも複数のメディアを運営しています。その中で痛感したのは、キーワードツールに求めるべきは機能の多さではなく、必要な情報に迷わずたどり着けることだという点です。高機能なツールを契約しても、実際に毎回見ているのは検索ボリュームと検索結果の中身だけ、ということは珍しくありません。まずは無料の範囲で試し、調査に時間がかかりすぎていると感じた段階で有料ツールを検討する。この順番なら、支出を無駄にせずに済みます。

よくある質問

キーワードプランナーは広告を出さないと使えないのですか

広告を出さなくても利用自体はできます。ただし、月間平均検索ボリュームは「100〜1,000」のような範囲表示になります。具体的な数値を表示させるには、Google広告で費用を発生させる必要があります。範囲表示でも規模感は把握できるため、大まかな判断だけなら無料のままでも使えます。

完全無料でキーワードプランナーの代わりになるツールはありますか

「関連キーワードを集める」「自サイトの検索クエリを見る」目的なら、サジェスト取得ツールやGoogleサーチコンソールで無料でも十分に代替できます。一方、未着手キーワードの月間検索数を具体的な数値で知る用途は、無料の範囲では制限がかかることがほとんどです。目的によって答えが変わります。

ツールによって検索ボリュームの数値が違うのはなぜですか

各ツールが独自の方法で数値を推計しているためです。どれかが間違っているわけではありません。実務では、数値の絶対値よりも、同じツール内でのキーワード同士の大小関係を見て判断します。比較する際は、必ず同じツールの数値どうしで揃えてください。

登録なしで使えるキーワードツールはありますか

ログイン不要で使えるツールも存在しますが、その多くは機能や回数に制限があります。なお、Keywordボリュームチェック KIRINはGoogleログインが必要です。完全にログイン不要という条件を最優先にする場合は、この点が合いません。ログインの手間と得られる情報を比べて判断してください。

月額制と買い切り型はどちらを選ぶべきですか

調査の頻度で決めるのが確実です。ほぼ毎日キーワードを調べ、競合分析まで行うなら月額制が向いています。記事を書く前にまとめて調べ、その後しばらく使わないなら、買い切り型のほうが支出を抑えやすくなります。まず自分が月に何回調べるかを数えてみてください。

検索ボリュームが大きいキーワードを狙えばアクセスは増えますか

必ずしもそうとは限りません。検索ボリュームが大きいキーワードは競合も強く、上位表示の難易度が高くなります。まず検索結果を実際に確認し、どのようなサイトが並んでいるかを見てください。上位が公式サイトや大手メディアで占められている場合、別の切り口を探すほうが現実的です。

まとめ

キーワードプランナーの代わりを探すときの要点を整理します。

  • キーワードプランナーは、広告費が発生していないと検索ボリュームが範囲表示になる
  • 代わりのツールは「何を知りたいか」で選ぶ(関連語収集/検索数/自サイト分析/競合分析)
  • 無料ツールでも関連語収集と自サイト分析は十分に可能だが、具体的な検索数の取得は制限がかかりやすい
  • ツール選びでは機能だけでなく、無料・月額制・買い切り型という課金モデルも比較する
  • 検索ボリュームだけで決めず、CPC・広告競合性・実際の検索結果をセットで確認する

次に取るべき行動はシンプルです。まず、狙いたいキーワードの候補を10〜30個ほど書き出してください。次に、そのキーワードで実際にGoogle検索し、上位に並ぶページの種類を確認します。そのうえで検索ボリュームを調べれば、記事にすべきキーワードは自然と絞り込めます。

検索ボリュームを月額契約なしで確認したい場合は、Keywordボリュームチェック KIRINで初回1回、最大30キーワードまで無料で試せます。ご自身の調査スタイルに合うかどうか、確かめてみてください。

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